弛緩療法

筋弛緩法は、リラクゼーション法の一つで、他の訓練方法と比べると難しいものとされています。完璧なマスターには、時間が必要となります。しかし完璧でなくても、訓練によって効果が得られます。

弛緩療法とは

筋弛緩法は、リラクゼーション法の一つで、他の訓練方法と比べると難しいものとされています。完璧なマスターには、時間が必要となります。しかし完璧でなくても、訓練によって効果が得られます。弛緩療法は要するに不安への筋弛緩法であり、かなりの歴史があります。1938年、つまり認知行動療法以前にジェイコブソンという医師によって始められ、普及しました。近年では「自律神経訓練法」などとも呼ばれています。研究によってさまざまな効果が認められています。不安だけではなく、自律神経系の興奮全般を防ぐといわれています。

何をする?

弛緩療法にはさまざまな技法が存在しますが、その中でも比較的容易なのが漸進の筋弛緩法です。まずはこのやり方について学んでいきます。自らの身体感覚を客観視することが必要です。これを緊張の状態として0から100の数値で考えます。まずは手から行い、慣れていきます。手を強く握りしめ緊張を100にしてから、0近くまで脱力させます。この過程でリラックス状態を意識することも大事です。自分に言い聞かせたり、ポジティブなイメージを想像します。だんだん全身の筋肉を弛緩させます。緊張しなくて良いことを脳に伝え、落ち着かせます。

効果

弛緩療法は呼吸法と同じようなメカニズムなのです。不安から脳が起こす反応があります。その逆の反応を意識して与えるのです。不安や怒りによって筋肉は緊張するものです。緊張を脳が感じると興奮するサイクルを、筋肉の弛緩によって意識的に食い止めます。脳は、今は興奮する場面ではないと感じます。一見感情が支配しているように思える、人体の感情と身体の状況は、実は可逆の関係にあります。感情もまた行動に左右されるということが研究でわかっています。笑顔を作ることで気分が楽になるのと同じなのです。完璧でなくとも弛緩ふができれば効果が得られるわけなのです。

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