行動療法

心理療法のひとつが行動療法です。行動理論は学習理論とも呼ばれ、これは行動療法を基礎としている多くのさまざまな行動変容技法の総称なのです。

行動療法とは

心理療法のひとつが行動療法です。行動理論は学習理論とも呼ばれ、これは行動療法を基礎としている多くのさまざまな行動変容技法の総称なのです。最近では認知行動療法と呼ばれることも増えています。これは広義な認知療法の統合が進んだためです。行動療法の定義として、精神分析にように原因の探求をしたり、クライエント中心の療法のように受容する支持療法と異なります。行動療法は時間や費用がかからないメリットがありますが、クライエントの主観や葛藤をほぼ重視しない面もあります。いったん治療しても別の症状が出るという批判もされます。しかし科学的な根拠はありません。

何をする?

訓練療法の一種である行動療法では、ある行動が習慣化によるものか、ある場面における適切な反応をまだ習得していないためかという点に注目しています。行動療法におけるクライエントは行動上の問題を抱えています。なにかの恐怖症や習癖などです。そこを重視し、場面に対する原因として、不適切な反応を結びつけていきます。具体的にはまず楽しい雰囲気を作った中で、徐々にクライエントの恐怖の対象に近づけさせていきます。スモールステップで慣れさせるのです。訓練の際は賞賛やごほうびも用意します。こうして、具体的に適切な反応を身につけるわけなのです。

効果

最初に説明したとおり、行動療法は、クライエントの主観や葛藤の解決をしません。と、いうのもあくまで行動療法のターゲットは「行動」であるためです。クライエントの内面は、どれだけ症状に現れても、詳細に記録を続けても肉体的な病状と異なり目には見えません。つまり正確な把握は不可能なわけです。そこで、行動療法では客観的に測定できるクライエントの行動に着目しています。何故その行動をとるのかを考え、本来望ましくない反応を減らしていったり、適切な行動を増やしていきます。つまり、行動療法の目標は行動を制御することです。

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