神経性嘔吐症

神経性嘔吐症、もしくは心因性嘔吐は、不安や緊張を伴う場面で嘔吐してしまう病変です。嘔吐の原因となる目に見える異常は見つかりません。

神経性嘔吐症とは

神経性嘔吐症、もしくは心因性嘔吐は、不安や緊張を伴う場面で嘔吐してしまう病変です。嘔吐の原因となる目に見える異常は見つかりません。おもにストレスが原因で嘔吐してしまうのが神経性嘔吐症です。患者本人はこの心理状態やストレスをほぼ自覚していないケースも少なくありません。また、症状には条件付けが存在する場合も少なくありません。嘔吐は気持ち悪く、むかむかするだけで実際の嘔吐をほとんどしものや、何度も続けて嘔吐するものや、食事した後など決まったタイミングで嘔吐する習慣的なものなどがあり、さまざまです。たいていは数日から数ヶ月症状が続きます。腹痛など併発的な症状はあまり多くありません。

神経性嘔吐症の原因

どうして嘔吐してしまうのかというと、それは嘔吐中枢にあります。嘔吐中枢への刺激が起こると吐き気が始まるのです。特に幼い頃は中枢神経系が未熟なものです。そういった刺激から身体症状が発生してしまうと考えられています。さまざまな心理的な負担やストレスを処理できなくなるという精神からの刺激が嘔吐中枢に影響して嘔吐してしまうわけです。刺激に対する条件付けが起こりやすい体質、性格の人も少なくありません。消化器疾患の神経性嘔吐症は上腸間膜動脈症候群や腸回転異常症をともないます。また、神経系による疾患であれば脳腫瘍やてんかんの併発、精神疾患の場合は摂食障害からの自己誘発的な嘔吐や詐病も認められます。

神経性嘔吐症の治療

一般的には予後良好なのが神経性嘔吐症です。ストレスが緩和されたり処理できるようになれば嘔吐はおさまります。子どもであれば成長に伴い症状が見られなくなっていきます。焦らずポジティブな見通しが大切というわけなのです。症状が激しく苦痛であれば,鎮吐剤や抗不安薬などで薬物療法薬物療法や点滴を行っていきます。症状がなければ普通に日常生活を遅れる病変だからです。ストレスの対処には心理療法も有効です。遊戯療法や箱庭療法、そしてカウンセリングを行ないます。条件付けが明らかであれば行動療法も重要と鳴ります。なかなか改善されないようであれば精神疾患、発達障害を考慮します。

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