咽喉頭異常感症

咽喉頭異常感症になると、患者は食道が狭くなった感じや異物のつまった感じを覚えます。不快感を訴えますが、検査を受け手て結果には異常や病変などは見つかりません。

咽喉頭異常感症とは

咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)では、検査値の異常や器質的病変はみられません。数値に異常がないまま、患者は食道の狭窄感や異物感、そして不快感などを訴えます。咽喉頭異常感症は耳鼻科領域の呼称で、内科領域ではヒステリー球、あるいはヒステリー球症候群と呼ばれます。他にも咽喉頭食道異常感症や、咽喉頭神経症という呼びかたあります。喉に何かつまっていたり、何かがひっかかっている感じが続き、胸がつかえる感じなどがするのも特徴です。東洋医学や漢方医学でいう梅核気や咽中炙臠の疾患概念と似ています。

咽喉頭異常感症の原因

咽頭に異常感を感じる原因は主に3つあります。1つが局所的原因、2つが全身的原因、そして3つめが精神的原因です。局所的原因としてはのどや鼻、副鼻腔、食道や胃、気管や気管支などの炎症が考えられます。他にもアレルギー性鼻炎や気管の過敏症、甲状腺の疾患、腫瘍性病変、舌根肥大症、頸椎の変形などがあります。近年注目されているのが、逆流性食道炎の関与です。全身的原因として考えられるのは自律神経失調症や内分泌異常、更年期障害、そして鉄欠乏性貧血や嚥下障害などです。精神的原因としてはうつ病や仮面うつ病、心身症、そして神経症やがん不安などが考えられます。

咽喉頭異常感症の治療

のどに何かがつかえるのは嚥下運動を行った時です。ほとんどは唾どを飲み込んだ時です。食事中や水を飲んだ時などには症状を感じません。原因疾患がわかっていれば治療しますが原因が見つからないなら経過観察や精神安定剤の投与が必要です。原因はさまざまで、すべての検査を行うことは難しいのです。疑われる原因を選別したうえで血液検査や、CTなどの画像検査から心理テストまで行うのです。 もしも症状が続くことで不安になってしまっている時は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。重い異常がないことを確認すると不安がなくなり早く改善します。

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