パニック障害

パニック障害は「脳機能障害」として扱われる独立した病名です。不必要に戦闘体制に入ってしまい、呼吸や心拍数が増加してしまう症状があらわれます。

パニック障害とは

「心の病」として扱われて続けていたのがパニック障害です。しかし近年では、パニック障害は脳機能障害として扱われるようになっています。もとは不安感を主な症状とする精神疾患のひとつがパニック障害です。パニック障害は、あくまでも不安神経症の一部なのです。診断分類の1つに認められるまでは全般性不安障害にように不安神経症と呼ばれていましたが、研究によって1992年に世界保健機関から独立した病名として認定されました。症状の定型としてパニック発作があります。本能で危険を察知できる扁桃体が唐突に過活動してしまうのです。

パニック障害の原因

パニック障害というものは、発作が続くと再発の恐れから予期不安が始まります。パニック障害の症状が慢性化すると患者の心身が危険を察しやすくなります。よって、強いショックを受けたり思い込みによるパニック障害の発作が始まってしまいます。日常にストレスを溜めやすいのがパニック障害の患者です。もともとストレスを溜めやすい環境にいることも少なくありません。患者は人が多い、閉鎖的な空間で発作を起こすことがほとんどです。脳の病気や心の病と異なるため、治療は難しいものです。直接の原因として脳の不安神経の異常が有力です。

パニック障害の治療

パニック障害の患者数は日本では余り多くありません。これは、パニック障害の受診率の低さが考えられています。前述したように脳や心の病気ではなく、既存の薬品があまり使えないので専門的な治療を行う必要があります。パニック障害の場合、薬物療法と精神療法が有効です。他にもさまざまな治療が認められています。特に精神療法の中でも最もよく研究されているのが、いわゆる認知行動療法です。恐れの暴露や身体感覚解釈の再構築、そしてリラックスするための呼吸法などの訓練や練習を続けていきます。ちなみにうつ病との併発はあまりしません。

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