強迫性障害とは?

不合理な考えや行いを意思と関係なしに反復し続けてしまう精神疾患の一種が強迫性障害(きょうはくせいしょうがい)です。強迫神経症とも言います。

強迫性障害とは

不合理な考えや行いを意思と関係なしに反復し続けてしまう精神疾患の一種が強迫性障害(きょうはくせいしょうがい)です。強迫神経症とも言います。強迫行為という同じ行為を繰り返してしまう症状と、強迫観念という同じ思考を繰り返す症状から形成されています。アメリカ精神医学会では、不安障害に分類されます。強迫性障害の症状が強迫症状です。不安障害の中でも、強迫観念と強迫行為の両方が認められないと強迫性障害ではありません。特に強迫症状はストレスが増えることによりどんどん悪化してしまう傾向にあると考えられています。。

原因

これまで心因性疾患の代表として考えられてきたのが強迫性障害です。しかし生物学の研究によって、近年では強迫性障害を生物学的な要因からも重視しています。ただ発症や治療に心理的な要因が関わっていることは明らかです。生物学的要因や社会的な要因が作用しあうことがポイントです。それらが重なると発生するのです。レオン・サルズマンは、強迫性格は何もかもコントロールしようとした結果であると指摘しています。つまり症状の原因は自己不全感の関与だと考えているわけです。無力感と自己不確実感の克服のための試みというわけなのです。

治療

強迫性障害の治療は精神療法と薬物療法の併用で行ないます。精神療法におけるエクスポージャーは、不安や不快感に患者を意図的にさらします。儀式妨害は、不安や不快感を低減するための強迫行為を禁じます。強迫観念の症状が重いなら薬物療法を導入した後に行動療法を行います。成功体験が得られるのです。薬物療法には抗うつ薬を使います。強迫観念を和らげる効果があるからです。行動療法しにくい患者は強迫行為より困難になります。強迫観念を解釈しなおす治療が必要です。また、症状を治療しようとせずそのままにすることも時には選択されるわけです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

過敏性腸症候群・パニック障害など…自律神経失調症に関係する病気
ガン、糖尿病、腫瘍など自律神経失調症の症状と紛らわしい体の病気
うつ病、心身症との違いは?自律神経失調症の症状と紛らわしい心の病気

検査や治療について

PICK UP!
Copyright (C) 自律神経失調症ガイド All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。