うつ病とは?特徴や症状

多くの心の病気のように、原因がわからず分類できないという理由から、精神疾患の中でもとりわけ定義が困難なのがうつ病です。「大うつ病性障害」と「内因性うつ病」は同じうつという病気でも実際は違うものですが、混交されてしまうことも少なくありません。

うつ病とは

多くの心の病気のように、原因がわからず分類できないという理由から、精神疾患の中でもとりわけ定義が困難なのがうつ病です。「大うつ病性障害」と「内因性うつ病」は同じうつという病気でも実際は違うものですが、混交されてしまうことも少なくありません。このようなケースは多く、実はうつ病を診断している医師や専門家も意識していないことがあります。このことが、医学会はもちろん現代の一般社会においてもうつ病に対する認識の混乱の原因のひとつになっています。「うつ病」という言葉はそもそも、広義では、一般的な抑うつ症状も含めます。精神医学での障害には気分変調性による障害も含まれます。一方。狭い意味なら「精神障害の診断と統計マニュアル第4版(DSM-IV)」に挙げられた大うつ病性の障害の症状をうつとしています。

原因

うつ病のメカニズムはわいからないことが多いです。原因は単一とは限りません。うつがひとつの病気ではなく、症候群だという可能性も考慮しなければならないわけです。うつ病の原因は諸説あり、非常に多岐に渡っています。生物学的にも心理学的にもさまざまに考察されているわけなのです。近年では海馬の神経が損傷している可能性について研究されています。ただしいずれも治療を大きく向上させるほどの影響力はないとされています。と、いうのもあくまで仮説であり基礎研究がまだ完成していないからです。原因が不明なことから基本的な治療は抗うつ薬の投与によって行なわれています。神経伝達物質の作用を促進させる治療がメインです。しかしあくまで症状を抑える療法でしかありません。原因の解明が不可欠なわけです。

治療

うつ病はこれまでにもさまざまな治療がされてきましたが、その中には倫理的に問題のある、無理解な方法も少なくありませんでした。電気を使ったけいれん療法やいわゆるロボトミー手術が平然と行なわれ。効果のある治療とされていた時代があります。1950年代、抗うつ薬が発明されることでようやくまともな薬物治療が始まったのです。現在ではある程度治療法が確立し、薬物療法と休養を原則としながら精神療法や環境調整を行なっています。無理をやめ、体を休ませながら時間の経過を待ちます。症状を薬で抑えながら、自殺衝動など最悪の事態を防ぎつつゆっくり回復を待つのです。

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