自律神経失調症とうつ病の違い

自律神経失調症とうつ病はそれぞれ定義がはっきりしない部分も多いので特定が難しいものです。しかし分かりやすい違いがひとつあります。それが心と体のエネルギーの状態なのです。

うつ病って?

うつ病の定義は困難なものです。多くの精神の疾患と同じように、原因が特定されず分類が難しいためなのです。たとえば、「大うつ病性障害」と、従来の「内因性うつ病」はうつ病でもそれぞれ異なるものです。このことは案外、専門家の間でも意識されません。時には混交して使われることも多いわけなのです。これが一般社会でも、医学会でも、うつ病の混乱が生まれる原因となってしまっています。「うつ病」という言葉は、狭義では「精神障害の診断と統計マニュアル第4版(DSM-IV)」に書かれている大うつ病性障害に該当する症状を示します。広い意味では、抑うつ症状も含めています。このような精神医学的障害には気分変調性障害なども含まれているわけなのです。

自律神経失調症ってどんな病気?

めまい、発汗異常、震え、血圧異常、立ち眩み、耳鳴り、吐き気、頭痛、そして微熱・・・このように風邪に似た症状が多いのが自律神経失調症の特徴です。身体と精神のそのどちらにも症状を限りません。かなり多くの症状がさまざまいあらわれます。精神の症状としては情緒の不安定が目立ちます。イライラや、被害妄想、うつの症状も見られます。このような傾向から、内科医が原因のわからない症状を無理に理屈付ける都合の良い言い訳に使われるとして、批判されることも少なくありません。自律神経失調症の症状のどのような症状がどのように引き起こされるか、何が見られないかという病変は個人差に委ねられることが多いのです。、患者によっては特定の症状が多く出てしまうこともかなり多いのです。

両者の違い

体が気だるくなったり心が情緒不安定になったりといった風に、自律神経失調症とうつ病と似ています。それぞれ定義がはっきりしない部分も多い特定が難しいものです。しかし分かりやすい違いがひとつあるわけです。それは心と体のエネルギーの状態なのです。うつ病にはエネルギーが日内に大きく変動するという特徴があります。うつ病は朝方に特に症状が強く、夕方になるにつれ症状が楽になる傾向にあります。このような症状は、自律神経失調症にはないものです。この違いが両者の見分けをつける手がかりになるでしょう。のちの治療にも関わってくるのです。

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