心身症とは?特徴や症状

心身症はpsychosomatic diseaseと呼ばれ、精神疾患ではなく身体疾患です。そのため、精神科ではなく心療内科で治療する必要があるわけです。

心身症とは

心身症はpsychosomatic diseaseと呼ばれ、精神疾患ではなく身体疾患です。そのため、精神科ではなく心療内科で治療する必要があるわけです。心身症は身体疾患の総称で、心の問題の関与によって身体疾患の症状が引き起こされるものを指しています。心身症では身体的疾患が、精神状態によって大きく影響を受けます。緊張状態やストレスによって症状の程度が変化するわけです。心身症は身体の検査で実際に異常が見つかります。しかしその症状には心因が非常に強く影響している可能性があるのです。心身症には身体だけではなく心理面のケアも欠かせません。

原因

心身症の原因として心身症になりやす性格傾向が考えられています。これはアレキシサイミアと呼ばれているタイプです。このような人は自分自身の感情を意識して認知することができません。空想力や創造力の欠如も指摘されています。これらを特徴とする性格傾向のアレキシサイミアは、不満や不安などネガティブな感情を意識的に認識できず、その代わりとして体の不調であらわしている可能性が考えられてます。また「攻撃的な人は循環器系に影響を受ける」など、パーソナリティと身体部位を結びつける説も一部にはありますが、いずれもはっきり証明されてはいません。

治療

心身症の治療には内科的治療が推奨されます。まずは体に起こる症状自体の治療を行い、不調を取り除くわけです。下痢には下痢止めの薬を使い、糖尿病であれば食事療法を行い薬で血糖値を下げます。薬物療法も有効です。精神状態に合わせて抗不安薬や抗うつ薬を使用します。しかし何より大切なのはストレスの軽減を重視することでしょう。心身症と診断されたら、できるかぎりリラックスします。専門家が指導して筋弛緩法、自律訓練法などリラックスさせる手段を身に付けていきます。筋弛緩法は、体をいったん強く緊張させてから力を抜くというリラックス法です。自律訓練法は頭の中で自分の体の状態を唱え、リラックス状態を意識的に作ります。心身の緊張を緩和するのに運動やヨガ、音楽療法なども有効です。患者に合った方法を考えていきます。

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