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食道がん(胸のつかえ・飲み込みにくいなど)

食道の違和感など、不定愁訴に近い症状が起こるのが食道がんの初期症状です。食道がんはリンパ節転移が多く、また食道は周囲に浸潤しやすいため進行が早いとされています。

食道がんとは

食道の違和感など、不定愁訴に近い症状が起こるのが食道がんの初期症状です。食道がんはリンパ節転移が多く、また食道は周囲に浸潤しやすいため進行が早いとされています。これは他の消化器臓器と異なり食道がんが外膜を持っていないためです。そのため、食道がんは発見が遅れる傾向にあります。食道がんと診断される患者は、嚥下困難や嚥下痛、体重減少を自覚します。このとき、体重減少があまりにも極端な場合は予後不良の可能性が高いとされるため、注意が必要です。呼吸困難や咳嗽、嗄声、そして胸骨後部などが痛むことはまれですが、どの部位にがんが進行したのかという病変の位置を示すことがあります。

原因

食道がんは、食道に発生する悪性腫瘍の広義的な総称です。日本では、60歳代の男性に特に多く見られています。食道がんの男女比は、3:1程度とされています。食道がん患者の93%以上をしめるのが食道扁平上皮癌です。発生部位も胸部中部食道に多いとされています。一方、アメリカでは扁平上皮癌の割合が低下ているという報告があります。逆に増えているのが食道胃接合部近傍の腺癌です。これらの違いの原因は明らかではないものの、禁煙によるがんの予防効果が扁平上皮癌にあらわれやすいことが考えラられます。アメリカは日本より禁煙が進んでいるからです。また、白人より喫煙率が高い黒人は扁平上皮癌の罹患率が高いとされています。

治療

手術的治療は歴史のある方法で、根治術として長い間食道の切除術とリンパ節の郭清が多く行なわれていました。しかし症状が早期かつ、食道がんにリンパ節転移がなければ内視鏡治療をします。外科手術による治療は侵襲も大きく、合併症の発生率が高いというリスクもありました。しかし、研究が進み、腹腔鏡と胸腔鏡を併用した手術法が生まれたことでこのようなデメリットは改善されつつあります。また化学療法をあわせて行なうことも有効とされています。近年、日本で報告されている臨床試験結果では手術前に化学療法を行うと、手術の後に行うより良好という結果が出ています。一方、化学放射線療法をうけても病変が残っていたり再発してしまった患者に対して救済治療として化学療法を行う場合は合併症や副作用のリスクは高くなります。

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