不定愁訴とは?

何となく体調が優れないという自覚症状があれば、それは不定愁訴(ふていしゅうそ)かもしれません。検査をしても原因が不明で患者は納得が難しく、不安な思いをします。

不定愁訴とは

数日ほど体調が優れない、気分が悪いといった不調が続く・・・心配になって病院に行っても原因がわからない。そんな経験はないでしょうか。医師に「心配ない」と言われても不安になるものです。このような状態を不定愁訴(ふていしゅうそ)と言います。体の不調は確かなのですが、その訴えがどうしても主観的で多岐にわたってしまい、医師による客観的な判断が難しい特徴があります。自律神経失調症と診断されることもあり、症状が非常に不安定なので治療は難しいものとされています。 「愁訴」という言葉には、苦痛や悲しみを嘆きながら訴えるという意味があります。

不定愁訴の症状

「頭が重く感じる」、「イライラした気分が続く」、「休んでも疲労感が取れない」、「熱気が悪くよく眠れない」・・・これらは不定愁訴の代表的な症状です。しかし実際は不定愁訴の症状というものはかなり幅広く、患者本人の主観によってさまざまに表現されます。特に女性に多いとされていますが、女性の場合生理前後の体調の変化や妊娠、授乳中のホルモンバランスの乱れ、貧血、ダイエットによる栄養不足などを抱えている人も多くさらに不定愁訴との区別が難しいという状況にあります。患者本人もなかなか病院に行きづらいという精神的な問題もあります。

不定愁訴の原因と治療

不定愁訴は原因のわからない不調です。検査をしても理由がわからず、これといった疾患が見つからないまま自覚症状だけが続くというわけです。症状が安定しないので治療も難しいものと言われています。抗不安剤の投与は代表的な治療ですがそのほかにも患者に合わせていろいろな療法やカウンセリングが行われます。心療内科でのカウンセリングを受けストレス因子が見つかれば適応障害と同じ治療を行っていきます。内臓など体組織に異常が生じている器質性疾患(きしつせいしっかん)である可能性もあるので、病院に行かず無理をするのは禁物です。

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