自律神経失調症とは?

自律神経失調症は日本ではかなり広く認知されている、自律神経のバランスの乱れによる症状です。医師や国によっては病気と見なさない場合もあり、まだまだ研究の余地があります。

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは1961年ごろ東邦大学の阿部達夫が定義した病気です。自律神経のバランスが崩れた場合に起こる症状の総称のことで、日本で広く認知されています。自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。これら2つのバランスが原因で起こるのが自律神経失調症なのです。日本心身医学会では暫定的に「種々の自律神経系の不定愁訴を有している」「臨床検査では器質的病変が認めらない」「なおかつ顕著な精神障害のないもの」と定義されています。ただし、アメリカで出版されている「精神障害の診断と統計の手引き(DSM)」では定義されていません。

自律神経失調症の症状

身体症状から精神的な症状までさまざまな症状があらわれるのが自律神経失調症の特徴です。そのため、内科医によって不定愁訴など原因が特定できない患者を納得させるための言い訳に使われるのでは無いかと批判されることもあります。どの症状がどれだけ強くあらわれるか、ほとんどあらわれないかは患者の個人差に寄ります。ある特定の症状だけが強くあらわれてしまう人も少なくありません。具体的にはめまいや冷や汗、震え、血圧の上下や立ち眩み、耳鳴りなどから吐き気、頭痛、微熱など風邪に似た症状もあります。情緒不安定、イライラする、被害妄想や鬱も代表的です。

自律神経失調症の原因と治療

自律神経の中枢があるのは脳の視床下部というところです。脳の視床下部は情緒や不安、怒り等の中枢とされる辺縁系と相互連絡しています。つまり、精神の問題も関わるのです。自律神経の興奮、脳の疲労や、ストレスなどが主な理由に挙げられますが更年期障害によるホルモンバランスの乱れなども考えられます。また、自律神経の調整機能の乱れは遺伝刷るため先天的な疾患を抱える患者も少なくありません。内科ではなく心療内科・神経科に通院することが必要です。治療法は個人差があり、漢方薬も有効とされています。夜更かしをやめるだけで回復するケースもあります。

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